2学期始動!
2018年9月3日 10時37分いよいよ、長い夏休みも終わり、2学期が始まりました。
子どもたちも、いい顔で整然と体育館へ。
凛とした空気で始業式を迎えました。
「実力はわずかな差、努力は大きな差」校長先生から、揃って目をあげる子どもたちへのメッセージが述べられました。
以下学校長式辞です。ご一読ください!
平成30年度2学期始業式 校長式辞(要旨)
H30.9.3
皆さんにとって平成最後の夏休みは、どのようなものでしたか。
この夏は、連日35度を超える、大変暑い夏でした。
その厳しい暑さに負けない、情熱やプレーで感動させてくれたのは、高校野球の甲子園球児たちでした。
2度の春夏連覇という偉業を成し遂げた大阪桐蔭高校をはじめ、
全国的に話題となった準優勝の秋田県代表金足農業高校、ベスト4には愛媛県代表の済美高校、
そして、わが西中学校卒業の後藤陸人君は、ベスト8に入った埼玉県代表浦和学院高校の選手として甲子園の土を踏みました。
今、紹介したのは4校ですが、全国どの学校も3781校の頂点に立ちたいと価値ある部活動生活を送り、
感動的な夏を終え、これまでの「努力」と引き換えに、「大きな成長」を手にしたことと思います。
「実力の差は小さい 努力の差は大きい」という言葉があります。
「実力」なんて、誰かが勝手に評価している架空のもの。
たとえ、今あったとしても、やがては消え去るものです。
しかし、「努力」は決して裏切りません。結果的に勝てなくても、上手くいかなくても、自分の力として残るのが「努力」で、未来の自分を成功に導く力となるのです。
しかも、誰も見ていないところで努力できている人には、なお一層の不変の価値が与えられるのです。
皆さんは、誰も見ていないときの自分はどんな自分ですか。目標に向かって前進していますか。振り返ってみましょう。
今日から始まる2学期は1年間で一番長い学期です。
体育祭、新人戦、自然の家、修学旅行、文化祭、校内音楽会など、大きな行事も控えています。
いろいろな不安を抱えている人もいると思いますが、それと同時に自分を伸ばす最大のチャンス。
各行事や勉強、部活動などにきちんと向き合い、「努力」のできる人になりましょう。
皆さんにとって様々な力強さを身に付ける、充実の秋となるよう期待しています。