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人権・同和教育参観日

2021年11月7日 15時08分

 11月7日(日)

今日は、人権・同和教育参観日です。

お忙しい中、多くの保護者の方も参加してくださいました。 

 人権・同和教育参観日では、3年生の各クラスが制作した人権劇を観て、1・2・3年生合同の縦割り班でのグループ討議や各班代表からの報告を聞き、考えを深めました。

 

【3年1組の人権劇】

「共に生きる ~心の通い合う共生社会を目指して~」

車椅子の少年が通う学校では、もう少しで体育祭!

リレーの順番決めで盛り上がる中、車椅子の少年レンは自分が走るとクラスの人に迷惑がかかるのではないかと悩んでいました。

そんな中、そばにいて励ましてくれた親友の存在。

クラスは、体育祭で何を感じ、どんなことを学んだのでしょう?

 

 劇の後は、縦割り班での話し合いです。

3年生が中心となり司会や助言をしてくれます。

 話し合った内容や、感じたことを班の代表が全校のみんなに伝えてくれました。

「相手の立場や意見を尊重する」

「一人一人の違いを認め合う」

「決めつけ、押しつけになっていないか振り返る」

 

【3年2組の人権劇】

「言葉の重み その言葉きつくない? ~いじめ根絶を目指して~」

3年2組では体育祭に向けてムカデ競走の練習をしていました。

体育祭まで一週間、時間が少ない中で協力し、頑張っていました。

しかし、運動の苦手なユリの足並みが合わず、転んでしまいます。

その後のグループラインでみんながユリを攻めだします。

それに同調してしまったサエコ。

サエコはそれは間違いだということに気づき、友達に相談します。

果たして3年2組は団結してムカデ競走を成功させることが出来るのでしょうか。

 

 劇の後は、縦割り班での話し合いです。

 話し合った内容や、感じたことを班の代表が全校のみんなに伝えてくれました。

「感情にまかせた言動になっていないか」

「自分さえよければという考えになっていないか」

「本気でぶつかることと、相手を傷つける言動をはき違えていないか」

 

【3年3組の人権劇】

「今つなげよう思い ~同和問題の解決を目指して~」

3年3組では同和問題について話合いをしていました。

主人公は、自分は差別しないし、関係ないと考えていました。

家に帰ると妹から話があると言われ、家族と同和問題について話し合うことになりました。

しかし、話し合う内に親は同和問題に対し自分達は関係ないと考えていることが分かりました。

主人公はその事をクラスの仲間に相談しました。

主人公たちは同和問題の解決を目指して、親にどのような話をするのでしょうか?

 

 劇の後は、縦割り班での話し合いです。

 話し合った内容や、感じたことを班の代表が全校のみんなに伝えてくれました。

「差別解消に向け、家族とも話し合いたい」

「自分の差別心と向き合うことが大切」

「一人一人が身近な人を変えていくことが大きな力になる」

 

最後は各クラスの代表が、仲間とこの劇を創り上げる中で学んだことや、差別解消に向けて自分はどうしていくのか語ってくれました。 

「人を大切にする」

「親しい仲でも気配りを忘れない」

「自分のこととして考えるようになって生き方が変わった」

 生徒会長や校長先生からも、「相手を思う心」の大切さについてお話をいただきました。

3年生からの思いは、1・2年生にも伝わりましたか?

西中学校が「差別をなくす仲間」としてつながりを深めていけるよう、これからも学び続けましょう。

 

<保護者の皆様へ>

部落差別を始め、あらゆる差別の解消に向けこども達は真剣です。

「相手の身になって考える」ことや「人を大切にする」こと、「正しいことは正しいと言える」生き方を、保護者の皆様が身をもって示し、ご家庭でも後押ししていただけると嬉しいです。