体育祭講評

2023年9月17日 15時30分

令和5年度 体育祭講評

R5.9.17

 本当に熱い一日が終わりました。来賓の皆様、保護者の皆様、最後まで生徒たちに温かいご声援ありがとうございました。また、地域の皆様、保護者の皆様には駐車場がない中、工夫をされての参観、本当にご協力ありがとうございました。

 さて、本日の西中の体育祭をご覧になられてどうでしたか?お子さんの表情を見て、何を感じましたか?私も保護者の一人として、自分の子供が大きな声で顔をくしゃくしゃにして、思いっきり手を挙げての行進、空に向かって声を出しながら、クラスのみんなと力を合わせる綱引きと学ばされることがたくさんありました。

 また、終了後の学級での帰りの会に3年生の3クラスには、直接お礼を述べました。3年生のリーダーシップがあったからこそ、このようなメリハリのついた体育祭が行えたことをFace to Faceでお伝えしました。自分自身が今日の感動をしっかりとお伝えしたい衝動にかられたのです。

 最後に、生徒の皆さん、本日の開会式の中での宿題を覚えているでしょうか?「見えないものに思いを馳せる。」をなにか感じられたでしょうか。人によって様々だと思います。例えば、体調不良で本日欠席せざるを得なかった同級生のことであり、学校を休んでいるクラスメイトのこともそうです。東京でがんばっている柔道部の皆さんを思い出した人もいるでしょう。それ以外にも、この学級・学校が好きになったり、絆を感じたりした人もたくさんいたことと思います。一緒に時間と空間と感動を共有できたことが、実は本日の一番の収穫です。

 学校生活は本日で終わるわけではありませんが、今日一日はゆっくりと体を休めてください。そして、今日手に入れた「何か」を自分たちのクラスや学年、また、「チーム西中」の中でお返しをしてみてください。

四国中央市立三島西中学校長 渡部 振一郎