グランドピアノ寄贈式
2018年4月26日 19時06分本日はグランドピアノを寄贈していただいたので、その寄贈式が行われました。
寄贈いただいたのは、現在さいたま市にお住いの藤井(旧姓青木)文香様です。藤井様は第1期の西中卒業生であり、現在は音楽のもつ力を生かして、音楽療法士として、ご活躍中です。
ステージでキラキラ輝くこのピアノは、藤井さんが大学時代、ピアノの練習に勤しんでいたもの。
彼女の実家にはピアノがないのを聞いた、作曲家でもある教授が新しいピアノを購入するということで、なんと進呈してくれたものと聞き、本当に驚きました。
このピアノで、数々の曲が作られ、そして、藤井さんが音楽を極めるために練習し、大切にしてきたグランドピアノ。
今回、西中へと導いてくれた方々、運んでくれた方々、そしてもちろん、本校校長先生や鴫濱先生。1日かかりっきりで、調律してくれた調律師の方。
みんなの想いをつないで、
ついに、西中のステージで、輝きを放ちます。
そんな、素敵な物語とともに、藤井さんが演奏してくれた「ふるさと」豊かな旋律が体育館を満たしていく中、全校みんなで合唱。
身体が熱くなり、とても心地よい気持ちになれたひと時でした。
これぞ、「音楽の力」
声を取り戻したり、
言葉を豊かに身につけたり
人と協調できるようになったり
自分を表現できるようになったり
身体が動くようになったり
昔を思い出せるようになったり
などなど、音楽には無限の力がある。熱く語っていただいた藤井さんの想いを、全校みんなでしっかり受け取ったのでした。
生徒会長森田さんが、代表で感謝を述べ、みんなで「ありがとうございます!!」
このピアノの旋律で
校歌を歌います。
そして、合唱を響かせます。
式典も支えていただきます。
ピアノをつないでくれた人たちの想いと、その物語を忘れることなく、大切に共に歩んでまいります。
藤井さん、ほんとうにありがとうございました。