人権・同和教育参観日(人権啓発劇)
2022年11月6日 10時45分11月6日(日)
素晴らしい秋晴れの中、今日は人権・同和教育参観日(人権啓発劇)です。
保護者の皆様も多数参加してくださり、みんなで人権意識を高める一日となりました。
人権集会では、3年生の各クラスが制作した人権啓発劇を見て、全校で縦割りグループをつくり意見交換をしました。
また、グループで出た意見をグループリーダーが発表して全校で共有化を図りました。
【3年2組 人権啓発劇】
3年2組では、いじめ根絶を目指して「その言葉、自分に向かっていえますか?」と言う題名の劇を上演しました。
グループラインでの悪口をきっかけに、仲間外しにされる「ももか」さん。
そんな「ももか」さんに寄り添う「ひな」さん。
同じく「ももか」さんを心配する「たろう」くん。
「ひな」さんと「たろう」くんの行動により、自分を振り返り反省できたクラスのみんな。
気付くことの大切さ、行動することの大切さ、自分の間違いに気付き素直に謝る大切さに気付かされる劇でしたね。
3年2組のみなさん、ありがとうございました。
劇を見て、意見交換です。
3年2組のグループリーダーが、グループでの意見や自分の人権宣言を語ってくれました。
【3年1組 人権啓発劇】
3年1組は、LGBTQへの理解向上を目指して「いろんな形があって当たり前~今つなげよう、思い」という題名の劇を上演しました。
先生からの「マイノリティー」って知っていますか?の問いによく分からなかったクラスのみんな。
「リツとにじの種」という絵本を見て、マイノリティーやLGBTQについて考えるみなさん。
その中で「いろいろな形があって当たり前」と言うことに気付いていきます。
今まで「当たり前」だと思っていたことも見方を変えると…
すべての人の個性は尊重されるべきだと気付かされる劇でしたね。
3年1組のみなさん、ありがとうございました。
この劇を見て、グループでの意見交換です。
3年1組のグループリーダーが、グループでの意見や自分の人権宣言を語ってくれました。
【3年3組 人権啓発劇】
3年3組では、部落差別解消に向けて「令和に残る問題~真偽を正すのは私たち~」という題名の劇を上演しました。
両親に結婚の挨拶をしたとき明かされる、若かりし頃の出来事。
母親の父親(おじいちゃん)からの「身元調査」のような発言。
それを正す母親の母(おばあちゃん)。
母親の父親(おじいちゃん)が自分の間違いに気づき結婚できた経験から「自分たちは身元調査のようにあれこれ人のことを聞き出すようなことはしない」と心に決める。
自分の能力や努力以外で相手を判断しようとする「身元調査」の差別性がよく分かる劇でしたね。
3年3組のみなさん、ありがとうございました。
この劇を見て、グループでの意見交換です。
3年3組のグループリーダーが、グループでの意見や自分の人権宣言を語ってくれました。
最後は、各クラスの代表と生徒会長が総括をしてくれました。
「自分のこととして考える」ことや「自分自身を振り返る」ことの大切さに気付かされましたね。
校長先生が話してくださったように今日感じたことや決意したことを日常の中で常に振り返り自分の人権感覚を磨いていってくださいね。
「気付く想像力」「伝える勇気」を大切にしていきましょう!
保護者の皆様、今日は人権啓発劇を参観していただきありがとうございます。
子どもたちは純粋に差別解消に向けて思いを持って取り組んでいます。
参観できなかった保護者の皆様も含め、ご家庭で今日の人権啓発劇を話題にしていただき、子どもとともに人権感覚を磨いていただけると幸いです。